グラブとゴジェック

東南アジアの二台配車サービスとしての、グラブとゴジェックが、苦境に立たされている、と2020年4月16日木曜日の日本経済新聞が報じています。新型コロナウィルスの感染拡大で、3月下旬のインドネシアの利用者は2ケタ減りました。逆風下でも、両社は社会的な責任から運転手の支援に動かざるを得ません。コロナ後の需要回復に先手を打つ狙いもありますが、赤字継続は必至です。勝者なき消耗戦で、東南アジアを代表する新興二社の資金調達に響く恐れもあります。
東南アジア各国で移動制限が広がり、両社の事業環境は厳しさを増しています。インドネシアの調査会社スタッツコ・アナリティクスによると、シンガポール本社のグラブと、インドネシアのゴジェックは、3月20~26日の配車利用者が2月22~28日と比べてそれぞれ24%、11%減りました。
同国のジョコ大統領は3月中旬、国民に外出自粛を要請しました。更に首都ジャカルタの特別州政府は4月10日から不要不急の外出を原則禁止し、二輪車で乗客を運ぶのを認めないと決めました。二輪の配車は事実上営業が難しくなりました。ゴジェックの二輪運転手アミル・サントソさんは、
「給料は1日3万ルピア(約207円)に減った。新型コロナの感染が広がる前の3分の1だ。」
と話しています。家賃の支払負担が重く、引っ越しや食費の削減を検討していると言います。
東南アジアでは、シンガポールやマレーシアが不要不急の外出を禁止しています。配車需要は、域内全体で減る傾向にあります。配車サービスは、両社の中核事業です。一般に企業は、大幅な減収局面でコストの抑制を優先するが、2社とも逆に運転手の支援を手厚くしています。グラブはシンガポールで5月4日まで配車の運転手が同社に支払う自動車のレンタル料を30%割引する支援策を始めました。配車の需要減による運転手の負担を考慮し、収入減の影響を緩和しようというわけです。

https://youtu.be/OHX7P6z3nec

以上

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