米国・保護主義関税による日本株の下落

世界のマーケットが、再び米国発の株安に揺れています。2月の米金利上昇に続き、トランプ米大統領が保護主義的な通商制作を打ち出したためです。中でも日本株の下落率は突出しており、3月の下落率は6.6%と世界主要25市場で最大となりました。貿易摩擦の震源地である米中も上回ったのです。これには、米中の景気失速、円高懸念、市場の流動性の高さ、といった三つの要因があると、2018年3月25日日曜日の日本経済新聞が伝えています。
中国の対米輸出が落ち込めば、日本から中国に生産設備や部品などを輸出している日本企業も大きな影響を受けます。23日の東京株式市場では、コマツや安川電機などの設備投資関連株に加え、日東電工やTDKなど、中国のスマートフォン向けなどに部品を供給する銘柄が大きく下落しました。
そして、円相場が現状のままで推移した場合、4~5月の3月期企業の決算発表で、来期の想定為替レートを1ドル=100円と今期実績(約110円)よりも円高水準に決定する企業が相次ぎそうです。日本企業全体の来期業績予想は経常減益になる可能性がある、と警戒する声も高いようです。
更に、株安局面で亜細亜株の中で真っ先に売られることが多い日本株は、結果として値動きが大きくなり易いのです。これが株価下落局面でも、大きく稼ごうとする投機マネーの売り注文を呼び込み、日本株の下げを増幅しています。米通商代表部(USTR)は、15日以内に制裁関税を課す中国製品のリストを作成し、米企業などから意見を募る手続きに入ります。実際の制裁発動までは二ヶ月近くかかる見通しで、全容が見えるまでは株式市場は制裁関連のニュースに敏感に反応する地合いが続き、日本株も当面不安定な展開となります。
以上

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック