シンガポールの外国人労働者

シンガポール政府が低賃金の外国人労働者が住む複数の会社寮を隔離下に置いた、と2020年4月10日金曜日の日本経済新聞が報じています。対象は2万人超と異例の規模です。寮で新型コロナウィルスの感染拡大が急速に広がったことによる措置ですが、浮き彫りになったのが労働者の貧弱な居住環境です。寮の外見は通常のマンション群に似ています。ですが、建物の中では多くの企業の労働者がすし詰め状態になって暮らしています。10人以上が押し込められるのが普通の大部屋では、人と人の間で適切な距離は保てず、感染者が出れば一気に蔓延するリスクのある環境です。シンガポールは570万人の総人口の約3割が『非居住者』と呼ばれる外国人です。その大半を占めるのが、周辺国から来た建設現場などで働く低賃金労働者です。劣悪な条件を敬遠するシンガポール人に代わって、これまで「3K(きつい、汚い、危険)」と言われる職場を支えてきています。新型コロナは、こうした労働政策の持続性も問うているのです。

https://youtu.be/VJwsYFRUzPo

以上

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