ダイポールモード現象

7月23日に埼玉県熊谷市で観測開始以来最も高い41.1度を記録したり、福岡市などでは過去最高の気温になったり、静岡県浜松市で最高気温が40度を超えたり、東京都心でも39.1度を記録したり、というこの現象は、インド洋で起きた海水温の異変が関係している、と2018年8月6日月曜日の日本経済新聞が報じています。この夏は、1997年や2010年の夏季の状況と似ているようです。
ダイポールモード現象の影響は、2つのルートを通って日本に表れると言います。一つは、インド洋西部の温かい海水で強い上昇気流が発生し、東部のインドネシア沖で下降気流になって高気圧が強まります。そこから吹き出す風の一部は北東へ進む間に水蒸気を大量に含みます。もう一つは、欧州を経由するルートです。インドネシア沖の高気圧から吹き出した風が北へ向かい、ベンガル湾で大雨を降らせます。大気の循環を通じて欧州地中海付近に強い高気圧が発生するのです。ここで偏西風が蛇行し、その波動が東へ伝わっていくのです。この偏西風の蛇行で、日本の猛暑がより厳しくなっており、残暑の厳しさが指摘されているのです。
以上

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