韓国総選挙

2020年4月15日水曜日投開票の韓国総選挙は2日に本格的な選挙戦がスタートした、と2020年4月3日金曜日の日本経済新聞が報道しています。任期後半に入った文政権の中間評価が問われる一方、有権者の関心は、新型コロナウィルスの収束見通しや経済の先行きに集中しています。革新と保守の対立色が薄まる中、ソウル市中心部では『ポスト文』をかけた与野党候補の対決も注目を浴びています。
「経済悪化はコロナのせいではありません。文政権に審判を下さなければ。」
ソウル市鍾路区では2日、保守系最大野党『未来統合党』のファン・ギョアン代表が第一声を上げました。保守は文政権の経済政策批判を訴えの中心に据えています。鍾路選挙区でファン・ギョアン氏と議席を争うのは、革新与党の『共に共産党』から出馬したイ・ナギョン前首相です。同日の討論会で、
「我々は新型コロナとの戦争に勝てると確信している。」
と強調し、文政権のコロナ対策への支持を有権者に呼びかけました。韓国ギャラップの世論調査で、イ・ナギョン氏は次期大統領に期待する人物のトップを走ります。ファン・ギョアン氏は、保守政治家の中で最上位です。鍾路は過去に李明博氏ら歴代大統領を生み出すなど政党が最も重要視する選挙区で『韓国の政治一番地』とも呼ばれています。勝者は次期大統領選への弾みとなるだけに、両候補は排水の陣を敷いています。
文大統領は、残り二年の政権運営を安定させるためにも、議会で与党過半数を何としても確保したい考えです。3月末に全世帯の7割に相当する1400万世帯に最大100万ウォン(約9万円)の支援金を配る対策を発表するなど、新型コロナ対策に注力しています。感染者は減少傾向にあり、足元は追い風が吹いています。最新の世論調査で、文氏の支持率は55%と、1年4ヶ月ぶりに50%台に回復しました。選挙戦は投票率の動向も焦点です。感染を懸念する高齢者が投票日に外出を控えて投票率下がると、若年層の支持者が多い与党に有利に働くとの見方があります。新型コロナの影響で選挙権を行使できない有権者もいます。55ヶ国の在外公館で選挙事務が執り行えなくなり、8万人余りが在外投票をできなくなりました。約4千人いる治療中の感染者は郵便投票が可能ですが、申請期限の3月28日より後に感染した場合は投票できなくなります。濃厚接触や帰国で投票日当日に自宅隔離となっている人も法律で外出が禁じられているため、投票所へは足を運べません。

https://youtu.be/i7bGT55ct50

以上

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